2013年11月18日

NHKスペシャル 病の起源「うつ病」その2

人類は進化の過程の中で、「うつ病」になる要因が増えていったそうです。

脳の扁桃体が刺激され、全身を活性化して、天敵から身を守っていましたが
それ以外にも扁桃体が刺激されるようになります。

その一つは、他の哺乳類にも共通する事ですが、群れを作って暮らすように
なり、その群れから外れる事による不安。
共同生活から外れるという事は生死にも関わる事であり、その事が、
扁桃体を刺激するようです。
現在でも「孤独」は、人々の大きなストレスになっていますよね。

更に人類の中で言語が生まれ、それにより脳の「記憶」する機能が、
発達した事で、過去の体験した「恐怖」が記憶として残り、
その恐怖を思い返す毎に、扁桃体を刺激する事になります。

また言語により、己の体験だけでなく、人の恐怖体験を聞く事でも、
自身の記憶の中に恐ろしい記憶として蓄積されていく事となります。
災害や戦争、霊的な体験などを聞いた時に感じるアレですね。

そして更にメソポタミア文明以来生まれた格差社会も大きな要因の一つ。
農業の発達により、富と権力が生まれ、貧富の格差を強まる。
権力を持つ者と持たざる者…それまでの社会の均衡は崩れ、
立場が弱い者が、ストレスにさらされ続ける日々。

現代日本の中でも、会社内など色々な場面でもある事ですね。

そんなストレスが多い現在でも、「うつ病」とは無縁で暮らす人々が居ます。
アフリカのタンザニアで暮らすハッザ族です。
ヨーロッパの学者がハッザ族の脳を調べた結果、全員からうつとなる数値は、
見当たらなかったそうです。

では何故、彼らにはうつが無いのか?
その答えは「平等」にあるようです。
彼らは今も狩りをしながら生活をしています。
そして狩りで捕まえた獲物が、たとえ少なくても、誰かが独占する事なく、
子供から老人まで、みんなで平等に分けて食べます。

先に挙げた格差社会とは、真逆の生活です。

ここに今後の社会のあり方のヒントがあるのかもしれませんね。

NHKスペシャル|病の起源第3集うつ病 〜防衛本能がもたらす宿命〜

posted by ゆう太 at 12:09| Comment(0) | 病気のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月14日

NHKスペシャル 病の起源「うつ病」

少し前の話になるがNHKスペシャルで、「うつ病」の番組をやっていました。
人間は進化の過程の中で、うつ病になる要因が増えていったというもの。

うつ病は、扁桃体からストレスホルモンが出続けるとなるようです。

それは人間だけでなく、他の動物でも言える事だそうです。
天敵から身を守る手段として、扁桃体を刺激して、ストレスホルモンを
分泌し、全身を活性化します。
小動物が敵が近づいてくると機敏に逃げるアレですね。

番組では、人間の遠い祖先でもある魚で実験を行っていました。
同じ種類の魚が入った水槽を2つ用意し、一方にピラニアを入れて、
1か月間過ごすというものでした。
1か月後にピラニアを外に出し、様子を見てみると、
ピラニアの入っていない方の水槽の魚は、水槽内を広く泳ぎ周っていましたが、
ピラニアが入った水槽の魚は、水槽の底のようにどんよりと留まっている状態でした。

これは、ピラニアが入っている間、扁桃体が刺激されて、
ストレスホルモンが出続けた状態となった事で、
常に緊張状態のまま過ごした為、扁桃体が暴走した状況になった結果のようです。

実際に両方の水槽の魚の脳を調べたところ、ピラニアがいなかった水槽の魚の脳は、
正常で、ピラニアが入った水槽の魚はうつ病の数値が出てきました。

現在のストレスが多い社会の中で、この魚のような緊張状態を
続けながら過ごしている人って多いのだろうなと思いました。

幸い自分の場合は、そこまでの状況には、至りませんでしたが、
それでも日々の生活の中で、時には良くも悪くも緊張する場面はあります。

モノなら、修理したり、交換したりすれば、復旧する事ができますが、
心や頭はそうはいきません。
ちょっとした事の積み重ねが大事に至る事もあるので、
改めて日頃からの心のケアが大切だと思いますね。

posted by ゆう太 at 14:32| Comment(0) | 病気のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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